ホーム > efl > ESLとEFLの違い
EFL Press

ESL(English as a Second Language)のテキストは、英語が日常的に話されているコミュニティに住んでいる
生徒を対象に、実生活の役に立つことを教えます。たとえば、多くのESLテキストには「銀行に行く」という
ユニットがあり、窓口係との会話や、小切手の切り方について学んだりします。

EFL(English as a Foreign Language)のテキストには、そのような内容はありません。
生徒は英語が話されている環境に住んでおらず、したがって日常的に銀行員と英語で話したり英語で小切手を切ったりすることはない、と想定して作られているからです。

たとえば、EFL PressのTalk a Lotシリーズには旅行会話のユニットがいくつかありますが、そこでは非英語圏の人間が英語圏の国に旅行したときによくやることを取り上げています。
買い物をする際に値引き交渉をしたり、両替所で現地の通貨に両替をしたり、道を尋ねたり教えたり、ホテルにチェックインしたり、などといったことです。

さらに、ESLのテキストは、たいてい多国籍なクラスを教えることを想定して作られています。
そうしたクラスには、様々な国からやってきた、様々なウイークポイント(発音・文法など)をかかえた
生徒たちが混在しています。そうなると、日本人生徒にとっては、時に自分に必要のないことまで学ばされることになります。

たとえば、ESLのクラスではDとTの発音の違いについて教えたりしますが、日本人はDとTを区別して
発音することに苦労したりはしません。
従って、EFL Pressのテキストでは、日本人のみが発音しづらいもの、たとえばRとLの発音の仕方などに絞って
取り上げています。

EFL Pressのテキストでは、取り上げる語彙を細心の注意をはらって選んでいます。
最も重視しているのは、経験的に日本人にとって発音しづらいとされている単語やフレーズを取り上げる
ことです。
初心者が知らないと思われる語彙については巻末にリストを設け、ユニットごとに日英併記のかたちで
説明してあります。